2022年 11月 30日
ガムラン曼陀羅 天界との「あわい」
昨夜はガムラン曼陀羅を鑑賞してきました。
想像以上の素晴らしさでした。
帰り路でも、朝起きてもずっとその世界を反芻(はんすう)している自分がいます。
(撮影禁止です。許可をもらって撮影しました)
円形ホールの中に入ると、置かれたガムランがまさに胎蔵界曼荼羅のよう。
鈍い金属の輝き。
すべての席がかぶりつき。
演奏が始まると、その響きが、電子音に飼いならされた音感の緊張をほぐしていく。
無意識に形成されたデジタルの音感の境目を揺らがせてくれる。
それは瞑想の世界。
気配無く、歩く、舞踏家。
人間という存在が、「存在とは何か」という問いを目を通して見せてくれる。
鈴の音で手を開けば、背に翼が生まれ、羽ばたこうとする。
振りむけば、菩薩。
歩く姿は飛天。
神々は、天界で、このように夜な夜な、響きと舞で存在しているのかもしれない。
肉体を持ちながら、その世界をかいま見る「あわい」にいた。
そして、それを「言語化」しようとする自分の愚かさ。
今回もまた、藤枝守の世界に共存する奇跡を想う自分がいた。
<20221130>
残りの公演は、今回とは異なる演奏で、12月1日(木)と12月2日(金)、12月4日(日)
問い合わせはマイルストーン・アートワークス福岡
090-3295-6912










