人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

ひもろぎ逍遥

0317 創作神楽「玉垂」の内容とチケットの手に入れ方


創作神楽「玉垂」のチラシと前売りのチケットが届きました。


チラシが見れない方もあるので、分解して紹介します。


まずは、「玉垂」とはどんな物語か。


「玉垂」は安曇磯良と神功皇后の物語です。


海を渡って戦うために神功皇后は志賀島で安曇族の神々を祭り、安曇磯良を待ちました。


神楽を奏すると磯良はやって来て、海神の持つ干珠満珠を神功皇后に授けました。


船が対馬を出た時、嵐に遭い、神功皇后は海神に祈り、磯良は命懸けで船を守りました。


これを乗り越えた時、二人の心は強い絆で結ばれました。


干珠満珠を使って戦いに勝って凱旋すると、大善寺に船を置いて、二人は都に向かいます。


時が経って神功皇后が亡くなると、磯良は干珠満珠を持って高良山で世を治めました。


皇后から預かっていた八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と共に、三つの珠が日々世を照らしたことから、高良玉垂宮と呼ばれるようになりました。


やがて年老いた磯良は死期を悟ると籠に乗って大善寺に行き、残していた御座船を調べて燃やさせ、そこに神功皇后を祭りました。


磯良が亡くなると、そこは大善寺玉垂宮と呼ばれるようになりました。


こんな二人の物語を万葉集や古事記の歌で綴りました。神語りのひと時をどうぞお楽しみください。


綾杉るな



舞台では上記の内、

石笛に呼び出された神功皇后が安曇磯良から干珠満珠を授かる。


二人は嵐を乗り越えて共に戦いに向かう。


のちに安曇磯良が死期を悟ると、大善寺玉垂宮に乗り捨てていた御座船を見て、神功皇后との思い出とともに燃やさせる。

という三幕になります。


古歌をメインで構成しているので、訳を書いておきます。

これを読んでおくと、すごく分かりやすいと思います。


万葉集と古事記から採っています。

また「あへのかたのほし」は真鍋大学が伝えていた安曇族の祝詞です。



(あめ)の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に ()(かく)る見ゆ 1068

(空の海に雲の波が立ち 月の船が 星の林の中を漕いで 見え隠れしている)



(いも)がため われ(たま)(ひり)ふ (おき)()なる 玉寄(たまよ)せ持ち() 沖つ白波 1665 

(あなたのために 私は珠を拾う 沖辺にある玉よ 打ち寄せて来い 沖の白波よ)



あへのかたの よみのほし あへのかたの よみのほし(あへ=北 阿曇星)

(北の方を教えてくれる星 北の方を教えてくれる星)



大海(おおわだ)の 波は(かしこ)し (しか)れども 神を祈りて (ふな)()せばいかに 1232

(大海の波は恐ろしい それでも海神に祈って船出すればどうか きっと大丈夫だ)



天地(あめつち)と 共に()へむと 思ひつつ (つか)(まつ)りし (こころ)(たが)ひぬ 176 

(天地がある限り 終生共に生きようと思って お仕えしたが、その思いとは違ってしまった。あなたは先に亡くなってしまった)




枯野(からぬ)を 塩に焼き しが余り 琴に作り かき弾くや 

由良(ゆら)()の 門中(となか)()(くり)に ()れ立つ ナヅの木の さやさや     


(枯野という舟が壊れたので 燃やして塩を作り、焼け残った木で琴を作った。その琴を弾くとさやさやと響く。由良の門の海の底の岩に立つ 海藻がさやさやと揺れるように)



壊れた「枯野」という船を塩づくりのために燃やし、焼け残った木を琴にした。


その琴を弾くと、「枯野」が船の頃に、ずっと聞いていた海の底の藻のさやさやという音が聞こえる。


という歌ですが、子供の頃、この歌に出会ってから、忘れられずにいました。


このたび、藤枝氏もずっと心に温めていた歌だというのが、分かったのですが、初めてメロディーを得て歌われることになります。


もう、楽しみしかありません。


安曇磯良を呼び出す「阿知女作法」(あぢめさほう)、二度入れて構成しました!

今でも宮廷で歌われています。


次はその演出と構成についての藤枝氏の案内です。



0317 創作神楽「玉垂」の内容とチケットの手に入れ方_c0222861_14441054.png





次は今回出演される方々です。



0317 創作神楽「玉垂」の内容とチケットの手に入れ方_c0222861_14445467.png


もう神がかった世界ですね。何が起こるのでしょうか。


0317 創作神楽「玉垂」の内容とチケットの手に入れ方_c0222861_14452024.png



期日は2023317日(金)


  昼の部は 開演1500(開場1430

  夜の部は 開演1900(開場1830


場所は アクロス福岡1F 円形ホール

チケットは3500円(前売り3000円)


0317 創作神楽「玉垂」の内容とチケットの手に入れ方_c0222861_14495650.png



ブログ読者の方は申し込みフォームをご利用ください。


チケットを申し込んで料金を振り込むと、郵送でチケットが送られます。


また、「ひもろぎ」からと言われれば、当日支払いも可能です。

 住所、氏名、電話番号 昼の部か夜の部かを先方にお知らせください。


問い合わせは

マイルストーンアートワークス福岡

090-3295-6912(ナガシマ1200-1800

メールは info@milestone-art.com



また、バスハイクで直接会う方は128日(土)、225日(土)に前売りチケットを渡すことができます。(当日払いです、お友達の分も住所氏名電話番号を伺います)


連絡先をお互いに知っている方は、私に直接電話をくださいね。


この後、連絡事項があったらここに追加していこうと思います。


20230124




Commented by tokinoyakata at 2023-01-24 17:35
申し込みファームから申込できました。
詳しいご案内ありがとうございました♪
by lunabura | 2023-01-24 14:50 | 甕の音なひ | Comments(1)

綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『ガイアの森』   Since2009.10.25