2025年 01月 17日
終わったけど

筑紫と筑肥この二つ言葉の語感が似ていると長年思っていました。
遅ればせながら、最近月読尊の事を知りました。
その治めた国が夜之食国「よるのおすくに」...
夜須という地名があるな
それに月読尊が治めたのなら筑の国ではなく本当は月の国なのではないかと思い至りました。
筑紫野は月日野
神話は古代弥生時代の史実かも知れません。

グーグルマップで北部九州を月読神社で検索すると筑後地方、しかも筑紫君磐井の本拠地である筑後地方南部の平野に多く分布(境内社含む)しているのが一目瞭然です。よほどの名君だったのでしょう。現在でもしっかりと祀られています。この事から月読尊が三貴子で最も影が薄い理由が推察できます。その活躍が九州内に限られた事と子孫が中央に対して反乱を起こした為に存在が消されたのではないかと....
ここで室町時代の連歌師宗祇の筑後川に関する歌を一つ「名月はふたつ(筑前・筑後)こそあれ一夜川(筑後川)」
この時代には、月の国も夜之食国も生きていたようです。