2025年 11月 18日
古墳時代の馬の全骨格が展示されていた

前回に続き、熊本市塚原歴史民俗資料館の話です。
(閲覧注意)
入っていきなり出迎えてくれたのが、馬の全骨格でした。

これは殉葬されたものではなく、集落で丁寧に埋葬されたものだそうです。
この馬は古墳時代中期のもので、上代(かみだい)町遺跡群から出ました。
熊本県の白川の河口近く、右岸にある遺跡です。
馬の全骨格は日本では3例出ているそうです。
で、気になる高さですが、125cm!なんです!
ついに出会いました。埴輪の馬はどれも可愛らしいサイズに見えますが、いったいどんな大きさなのか、ずっと探し求めていたのです。現代のサラブレットで160cm台というので、その違いがよくわかります。
12歳ぐらいのオスで、集落の外れに穴を掘って埋葬されていました。
副葬品はありませんが、近くからは木製の壺鐙が出ています。
この資料館には巨大な甕棺もありました。子供用の甕棺もあったのですが、とても丁寧に作られていました。
巨大甕棺は福岡県では当たり前のように存在しますが、この近くの宇土市の資料館で伺ったのは、宇土半島が南限だということです。
そういえば、福岡県糸田町の資料館には東限と書いてあったので、甕棺文化は意外にもきっちりと範囲があったようです。
そして、この塚原古墳群は全体から、福岡との繋がりが伺えるとか。
資料館で拝見する限り、土器などが丁寧に作られている印象がありました。
豊かな文化を育んだ地域のようです。
方形周溝墓などがきちんと並んでいるのも、珍しいと思いませんか?

また行きたいです。
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