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ひもろぎ逍遥

2019年 05月 01日 ( 1 )

令和のはじめの日 



今日から「令和」になりました。

30年前に比べて、今日の天皇即位がとても平安で喜ばしく思われるのは、退位された平成天皇がご健在だから。

平成天皇の即位の時には、美智子さまが喪服姿だったのを見ると、今回の生前退位の選択はとても良かったと思いました。


今日はテレビを通して令和天皇の即位の儀式を見ていましたが、「剣」が目に留まりました。

三種の神器の一つである天叢雲剣(草薙剣)の本物は熱田神宮にあるそうですが、その剣は日本武尊のゆかりの剣です。

草薙剣に関しては福岡佐賀の伝承には出てきませんでした。

ただ、のちに草薙剣が熱田神宮から新羅僧の道行によって盗まれた時、草薙剣は大阪に飛来し、道行は大阪で捕まったようになっています。

ところが、この遠賀川流域では、鞍手の古物神社に剣が飛来し、鞍手の八剱神社に一度預けられ、岡垣の高倉神社で、そのコピーが七本造られた話が伝わっています。

古物神社では今でも熱田神剣の神霊が留まっている、という信仰も伝わっています。

物部氏と草薙剣と日本武尊が深い所で繋がっているのでしょう。


ところで、新元号の候補に「天翔」が挙がり、安倍総理が気に入っていたが、葬儀会社の社号に既にあったことから断念したという話がテレビであっていました。

「天翔」とは素敵な言葉ですが、古事記を知っている人は、「日本武尊が死んだのち白鳥になって天に飛翔した」「天翔ける魂」(あまがける)と連想するので、元号にはふさわしくなかったと思います。葬儀会社の社号としては妥当な言葉なんですね。
一つ学べば、一つ世界が深まります。


「令和」-美しい調和。

一人ひとりの文化への敬愛と行動で完成させたいものです。



さて、今日から歴史カフェの資料の印刷を始めましたが、今回は活字にデンシャンという中国の活字体を選んでみました。

これは字が小さくてもクリアに見え、読み仮名をつけても行間が開かないという長所があります。
でも使ってみると、中国と日本では字体が違っているものがあるのが分かりました。(;^ω^)

ちょっとお楽しみに。見つけてくださいね。

毎回、資料の字体や形態が変わりますが、分かりやすさを求めて模索中です。それぞれ一長一短ですね。


20190501


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by lunabura | 2019-05-01 18:36 | 歴史カフェ | Comments(0)

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