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ひもろぎ逍遥

沖出古墳1 4世紀末 竪穴式石室 前方後円墳




  沖出古墳1

 4世紀終わり頃 竪穴式石室

 
  
 

沖出(おきで)古墳は福岡県嘉麻市漆生78番地1及び2にあります。
古墳で番地があるのは珍しいですね。
嘉麻市(かまし)漆生(うるしお)と読みます。






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素晴らしいフォルムです。
4世紀の終わり頃の築造ということで、西暦370年~390年代ということでしょうか。
卑弥呼より約150年後と位置づけしておきましょう。

筑豊地方では最も古い前方後円墳だそうです。
この長さは約68メートルで、前方部は2段、後円部は3段ということです。

この丘は標高約40メートル。遠賀川を望む地形です。

埴輪も壺形、円筒、朝顔形、家形のものがあったそうです。
家形埴輪は後円部の墳頂付近と前方部の先端に立っていたそうです。







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ということは、この画像がその復元のものでしょう。
南方系の屋根ですよね。


この古墳は既に盗掘されていて、盗掘穴に向かって見学道が作られています。
ガラスで覗けるようになっているのですが、良く見えませんでした。

竪穴式石室なので、被葬者だけの為に造られた石室です。









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こんな感じだったそうです。

実は、何よりも興味があったのは石棺の形です。「割竹形石棺」なのです。


「割竹・木棺」と言えば平原遺跡。それにまだ詳細を書いていない宗像イセキングの墓。
木棺が「石棺」に変化していくのでしょうか。
それとも別の文化?

何と、今夏行った宇土半島の向野田古墳も同じように前方後円墳で、時代は4世紀後半。竪穴式石室で、石棺は「舟形石棺」となっています。被葬者は巫女的な女王。

つまり、同じ4世紀後半に熊本の宇土半島と福岡の嘉麻市によく似た墳墓があるのです。

一つひとつ丁寧に見ていって比較したいとずっと思っていました。



しかも、この沖出古墳の丘には神功皇后ゆかりの稲築八幡宮があるのです。
ここは面白いぞ。



20181129


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# by lunabura | 2018-11-29 20:22 | <古墳>手光は宮地嶽へ | Comments(1)

今年の冬至に 20181222



「甕の音なひ」を覚えていますか。
甕の中の焼酎の発酵音をモチーフにして創作された新しい神楽の世界。

2015年12月の発表でした。作者は藤枝守氏。

磯良が登場した圧巻の音霊は語り草になりました。

あの年はもう一つ「ワダツミ神と磯良が登場する創作劇」が志賀海神社に奉納され、イソラ元年と思ったものです。

あれから3年経つのですね。
私も磯良の本を手掛けて、途中で「これじゃない」という思いで執筆を中断したままです。

そして、再び動きが。

今年の冬至は12月22日(土)ですが、あの時演奏された「あちめ作法」を再び聞くことが出来るイベントがあります。

詳細は決まってからお知らせしますが、夜にあります。

皆さん、予定空けといてくださいね。

20181127



「甕の音なひ」(2015年)
https://lunabura.exblog.jp/25059155/



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# by lunabura | 2018-11-27 22:33 | 甕の音なひ | Comments(2)

綾杉るなのブログ 神社伝承を求めてぶらぶら歩き 『神功皇后伝承を歩く』『ガイアの森』   Since2009.10.25

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