2010年 08月 16日
高宮神奈備祭・古式の祭りが復興された
高宮神奈備祭
たかみやかんなび祭
古式の夜の祭りが復興された

平成18年にこの高宮祭場で、800年前の祭りが再現されました。
それを新聞で知って、さっそく夕方から出かけました。
宗像大社の一番のお祭と言えば「みあれ祭」で、例年10月1日にあります。
その最終日の3日に、夜を待ってのお祭りです。
この日はこの神域の中に一般の人も入れました。
手元にその時配られた案内の紙があるので、見てみると、
「伊勢の神宮で斎行される多くの祭儀が夜の祭りであることから解かるように、
古来の祭儀は浄闇の中で執り行われたと考えられています。」と書いてあります。
古儀祭事の復興を図った時、このお祭りは古式にのっとって夜に決められました。
古文書には「この高宮で『餅5枚、神酒』が備えられて、
八女(やおとめ)神事が斎行された」と書いてあり、それも再現されました。
餅は「あおつみの餅」と言い、「事無柴(ことなきしば)」をお供えします。
当日の祭りの流れの記憶を辿ってみます。
高宮祭場の玉石の脇に座って、闇に包まれ始めると、
遠く下の第一宮あたりから、笛の音が聞こえ始めました。
ゆっくりと、ゆっくりと行列が近づいて来ます。
何もない浄闇。そして、近づいてくる祭りばやし。
体験したことのない、感動が湧いて来ます。
神官や氏子の人たちが座に着きました。
祝詞が奏上されると、氏子の人たちが歌い始めました。
神功皇后が筑紫を行幸された時に詠まれたという神歌だそうです。
「八女は 誰か八女そ 天に座す 天若御子の 神の八女」
(やおとめは たがやおとめそ あめにます あめわかみこの かみのやおとめ)
ドミミミミ ファララララファファ ファミミミミ ドドドドドミミ ドミミミミミミ
初めて聞く旋律です。ドミファラだけで作られた歌。
日本人のDNAに眠る音階です。こんな旋律が歌い継がれていたとは!
必死でそのメロディーを書きとめました。4節目が少し曖昧です。
それから、四人の巫女による「悠久の舞」が奉納されました。
太宰府天満宮の巫女たちだそうです。平安の時代の美しい衣装と
髪飾りが闇の中に浮かび上がり、格別でした。
祭りは大変シンプルで、優雅でした。
姫宮さまたちの祭りに相応しいもので、今だに忘れられません。
この歌の「天若御子」って誰なんだろう。
「八女は 誰か八女そ 天に座す 天若御子の 神の八女」
ずっと気になっていました。
「天若日子」なら、高天原から遣わされたので有名だけど。
すると、昨夜、何気なく開いた本に書いてありました。
「天稚御子」…中世のお伽草子に登場するそうです。
「天上から降り、姫と結ばれる神であり、七夕説話と結びついて、
年に一度しか会えない遠い存在」だとか。
そう言えば、中津宮には天の川があって、七夕伝説があります。
神功皇后とは全く時代が違うけど、もしかして、この方かな。
(神社に聞けばすぐ分かるんだろうけど…。)

(パンフレットより転載)
10月1日のみあれ祭です。
地元の漁船団が姉妹の女神を迎えに行きます。
御座船に選ばれると、その一年の豊漁が約束されるそうです。
ワクワク
さっき、この「みあれ祭」をよく知ってる友達がやって来ました。
もしかしたら、お祭に行けるかも!
行けたら、また報告しますね。
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